昨年5月にアップされた対談ですが、今でも新鮮なメッセージとして伝わります。縦串と横串が突き刺されて身動きできない我が国の実態が対談からひしひしと伝わってきます。水島氏と我那覇さんたちの姿を見たのは、キャンプシュワブ前の大浦湾を埋め立て新基地建設に反対する辺野古テントを訪問していた朝の出来事でした。

水島氏と我那覇さんたちは、テント村に向かって、新基地建設に反対するのは日本の自立を阻止することで、国家の独立の気概のない意気地なしである。音が聞き取れないところが有りましたが、異論があるなら堂々と議論しようと反論を期待していたように思う。しかしそのときテント村に集っていた人たちは、皆、何処かに移動してしまいました。
そこで誰もいなくなったテントで私は独り、聞き入っていたのです。勿論、何を言わんとしているのか聴こうと思っていたからです。対立意見こそ、じっくり聞くことが大切です。自分の意見を聞いてくれないからと相手の意見を遮断してしまうと解決の糸口さえなくなってしまうからです。最後までテントにいた私に向かって、感謝の言葉を発した水島さんのことを思い出しながら、この林千勝氏と水島総氏の対談を視聴しました。
対談では至極当たり前のことをおっしゃっていると思います。左派も右翼もなく、事実は事実として捉えることが必要です。戦争をしないさせない努力も心も、日本人ならば元を正せば皆同じはずです。林さんは「歴史」は川の流れのようなものだと例えました。橋の上から、川(歴史)の流れを眺めていても、源流(過去)に遡って見なければ、何が根本なのかはわからない。そして海に注ぐ川の流れは、遠い未来になるという、見方が必要だと仰っているのです。
さらに陰謀論といわれて一蹴されてしまいそうな、麻生財務大臣のこと、小泉進次郎大臣のことにも言及されています。ファクトをよく見て判断することが必要です。特に現在の日本・日本人は社会システムまで縦串と横串に刺されて、身動きできない状態にあります。政治家も官僚もこのまま自分のポジションの保全だけ確保して満足だというのでは、どこか間の抜けた状態にあることがよくわかります。
それにしても中国の「超限戦」という概念が現下に実行されていることに暢気に構えている私たちのリーダーにこそ、気づいて貰いたいものです。そして平和構築の為にも日本の考え方を伝え、受け入れて貰う努力をしなければなりません。世界最古の歴史を誇る日本が遠慮することはないと思うのです。【特別対談】林千勝×水島総
「やはり世界はそうなっているのか」
(桜R2/5/1)2018年2月の名護市長選挙当時には、翁長武志沖縄県知事の姿もありました。
posted by toshi at 12:30| 埼玉 ☔|
Comment(0)
|
日記
|

|