2015年12月27日

反省のない付和雷同が国を滅ぼす


昨晩、Nさんから届いた記事を転載します。

その前に一言…。
教養ある大先輩たちも間違いを犯していたことは事実だと思います。
また過ちを指摘していた先輩達もいたのも事実です。
そんな中で日米戦争に走ってしまったのです。

では現在は、如何なのでしょうか?
安倍政権のやることなすこと、総て戦争に向けての体制の準備にしか見えません。いや自らは日本国の防衛力を強化するためのチャンスと捉えているのかもしれませんし、米国の国力が落ちている今がチャンスだとみて、米軍の下請けであろうがなんでもよい。日本の軍事力を強化してしまえばしめたものだものだと下心があるのかもしれません。外務省も防衛省も縦割り行政の中で、表では国家のためという言葉を用い、実際には省益第一を貫いているのではないでしょうか?

しかし憲法を無視した安倍政権の集団的自衛権行使容認の閣議決定、安保法制の強行採決には、殆んどの憲法学者が違憲だと反対声明を出している中で、強行採決して成立させてしまいました。自公政権の所属議員は国民の代表者であるはずなのですが、一顧だにせず、国民が反対する法案を成立させてしまうのです。本当に狂っているとしか言えません。或いは元々安倍政権が某国の指示通り動く傀儡政権だと言うならば、分かり易いのですが、いやしくも主権者国民の代表だということになっているために、複雑怪奇な政治が行われているのです。これらの真相を暴露してくれるマスコミがいないことが不幸なのです。

これらのことを国会で追及しようとした石井紘基衆議院議員は、その朝、暴漢に刺殺されました。
真相は暴かれないままです。国家財政が破綻すると言われて久しい中でも海外にカネを配り、一時の歓待を喜ぶ首相たち、そしてシロアリと揶揄される税金を貪る天下り組織が温存したままです。そしてやがて消費税が10%に上がり、国民生活は一段と苦しくなる筈です。しかし抵抗する声があるにも拘わらず、マスコミが此れを大々的に報じないのです。これではNさんも仰るように、戦前の過ちを繰り返すだけではないでしょうか。安倍政権は、一体誰のための政治をやっているのでしょう!

注意を喚起する人間が国賊と言われた時は既に戦前でしょう。
不幸にも、そうならないように真剣に政治家を見張らねばならない時です。

(転載)
ドナルド・キーン「日本人の戦争観」日記に見る・抜粋
日本の一流の英文学者であった伊藤整がなぜ、日米戦に心を燃やしたのか。良き教養人であるはずの彼が、日米戦に舞い上がってしまう。
当然、彼我の力量の差も知っていたはずだが、この「戦争」にもろ手をあげて感激している。英文学者ジェイムズ・ジョイスの研究者であった彼が、当然イギリスの文学の背景にあるものを知っていたはずだ。
教養が彼らの体にしみ込んでいない。「和魂洋才」としての学問でしかない。
 日本の知識人たちが、戦争になると愚かなことを語ったのはなぜか。ほんの少し例外はあった。渡辺一夫や清沢冽、永井荷風、苦悩する高見順…。ごく少数なのに驚く。吉田健一のような優れた英文学者であり、イギリスで生活した人でさえ。
みな戦争に足を掬われていく。…今の日本が大変危ない。世界中の人が日本の在り方に注視している。戦前の方向に、行きそうになることに歯止めをかけようとしている。
外圧でなく、内発的に歯止めがかからなければいつまでたっても日本人は上滑りに滑って行く国民だ。漱石が指摘したとおりだ。何処まで滑って行くのか。伊藤整の日記は考え込まされる。
「一億一心」「滅私奉公」「八紘一宇」のスローガンを、かりにも批判し分析する者は非国民とされ国賊とされ、アカとされた。そして、治安維持法と戦時特別取締法により取締りの対象となった。

斉藤茂吉
昭和16年12月8日 
「昨日、日曜ヨリ帝国ハ米英二国ニタイシテ戦闘ヲ開始シタ。老生ノ紅血躍動!神田一橋図書館、鰻、午後四時十五分明治神宮参拝ス、東条首相、海軍大臣ニ会フ ・道玄坂鰻、 ・皇軍大捷、ハワイ攻撃!! 戦ハ日曜ナリ ・宣戦大詔煥発」

青野季吉
じつに四海波静かと云ひたい明らけき日。天地も亦、この戦勝の新年を歓呼するが如し。日本は神国なりと云ふ感が強い。1942年1月1日

永井荷風
12月初八日。褥中小説浮沈第一回起草。哺下土州橋に至る。日米開戦の新聞号外出づ。帰途銀座食堂にて食事中灯火管制となり街頭商店の灯追々消えて行きしが電車自動車は灯を消さず。六本木行の電車に乗るに乗客押合ふが中に金切声を張り上げて演説をなす愛国者あり。
12月12日。開戦布告と共に街上電車飲食店其他至るところに掲示せられしポスタを見るに「屠れ英米我等の敵だ。進め一億火の玉だ」とあり。現代人の作文には何だの彼だのと駄の字をつけて調子を取る癖あり。
駄句駄字と云ふべし。

高村光太郎
記憶せよ、12月8日。
この日世界の歴史あらたまる。
アングロ サクソンの主権、
この日大東亜の陸と海とに否定さる。
否定する者は彼等のジャパン、
眇たる東海の国にして
また神の国たる日本なる。
そお治(しろ)しめたまふ明津御神なり。

野口米次郎(アメリカ人女性と結婚)アメリカと日本の国籍を所有)
「屠れ米英われ等の敵だ」で町は溢れる、
私もこれを叫ぶ、声を嗄らして叫ぶ。
私は若い時代十二年間を養って呉れた国だもの。
忘恩の行為だって、国家の運命に替へられない、
過去の繋がりは一場の夢だ。
昔の英米は私に正義の国だった、
ホヰットマンの国だった、
然るに今は富の陥穽に落ちた放蕩者の国、
見てはならない夢を漁る不倫の国・・・・。

川田順
仮面脱ぎて棄て
牙をむく
英吉利奴(やつこ)
亜米利加奴(やつこ)

伊藤整
12月8日
感想―我々白人の第一級者と戦う外、世界一流人の自覚に立たない宿命をもっている。はじめて日本と日本人の姿の一つ一つの意味が現実感と限りないいとおしさで自分にわかってきた。

12月9日
・・・昨日、日米英戦争がはじまっている。今後何年続くか知れぬ大和民族の歴史はじめての、そして最大のこの戦争の・・・私は「ハワイ真珠湾軍港に決死の大空襲を敢行」という見出しなど見て、全身が硬直し、目が躍ってよく読めないのであった。・・・
 そして、そのことを、私は、地下室の白い壁の凹みによりかかりながら、突然全身に水をかけられたように覚る思いであった。そうだ、民族の優越感の確保ということが我々を駆り立てる、これは絶対の行為だ、と私は思った。これは、政治の延長としての、または、政治と表裏になった戦争ではない大和民族が、地球の上では、もっともすぐれた民族であることを、自ら心底から確信するためには、いつか戦わなければならない戦いであった。
 私などは(そして日本の大部分の知識階級人は)13歳から英語を学び、それを手段にして世界に触れ合って来た。それは勿論、英語による民族が、地球上の最も優れた文化と力と富とを保有しているためであった。その意味は、彼等がこれまで地球上の覇者であったということだ。この認識は私たちの腹にしみ込んている。そしてこの認識が私たちの中にあるあいだ、大和民族が地上の優秀者だという確信はさまたげられずにいるわけではなかった。・・・
 私はこの戦争を戦い抜くことを、日本の知識階級人は、大和民族として絶対に必要と感じていることを信ずることができる。私たちは彼等の所謂「黄色民族」である。この区別された民族の優秀性を決定するために戦うのだ。ドイツの戦いとも違う。彼等の戦いは同類の間の利害の争いの趣きがあるが、我々の戦いはもっと宿命的な確信のための戦いと思われる。

3月14日
 世界地図を開いて見ると、この3月間に日本が征服した場所の広さに驚く、インドが支那のように抗戦をしたらむつかしくなるが、濠洲は周辺の都会を占領すれば困難であろう。

吉田健一
12月8日以来我々は凡てが変わった思ひに生きて居る。以前と同じことも最早同じでなく、
それは我々の裡に或る新しい意識が疑いのない事実として我々の心を支配して居るからなのだ。思へば、これこそ久しい年月の間我々が待望して居たことなのである。併しこの時が今日到来することを誰がよく予見し得ただらうか。斯かる形を取って此の日が到来すべきことさへも断言を許される底のものではなかった。
 戦争がこれからであることは言を俟たない。併し戦争がすでに始まって居るのであり、其処に今日の歴史的な意義が存するのである。これからの戦争は覚悟しなければならない。併し此の光栄に浴して、我々には覚悟を新たにすることを措いて何をなしえると言ふのだらうか。然も刻々その意義を噛み占める溌刺たる覚悟である。
 興奮して居るのではなく、ゆるぎない感動がある儘に凡てが我々には新鮮に見えるのである。空襲は恐れるに当たらない。我々の思想は空からは取り払はれたのである。

歌人 斉藤瀏
米英を
葬るとき来て
あな、清し
四天、一時に
雲晴れにけり

英文学者の伊藤も、イギリスで教育を受けた吉田も、真珠湾攻撃は、12月真珠湾奇襲を喜んでいます。
教育なんて無力なもんです。
何を学んでいるのだろう。
荷風は、冷笑しています。
今も同じだ。
『1億総活躍』というと浮足立っている。







posted by toshi at 11:39| 埼玉 ☔| Comment(0) | 戦争観、国賊、集団的自衛権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月26日

わが青春に悔いなし


志木市柳瀬川図書館の視聴覚室で、本日は人間の条件@AB、明日はCDEが自主上映されることになっていました。

今日は朝寝坊してしまい柳瀬川図書館に到着するのが遅れてしまいました。
そのため凡そ1時間以上も過ぎて途中から映画を観賞することになってしまいました。
映画の主役である筈の梶さんが出ていないことが不思だったのですが、
映画 “人間の条件” も二種類あるのか?・・・と疑いもせずに見ていたのです。

しかし映画の最終場面に “我が青春に悔いなし” のタイトルが出てビックリしました。
二回目上映前に主催者から理由説明がありましたが、なんと原節子が亡くなったため急遽、
上映内容を変更したとのことでした。

朝寝坊をしたために遅刻して、暗い会場に入ったたてに、
なんの疑問も持たずに素直に映像を見ていたことが間違いの元でした。

疑うことを知らないということは、このような間違いにも気づきません。

今の安倍政権の暴走をニュースで知っていても、そんなことまでする筈がない!
・・・と何の裏付けも無しに信じて任せている人々もおります。
しかしこれらの人びとは同じ間違いを犯す危険があります。
後になって、とんでもないことだったということになるのではないでしょうか。

今までもさんざん言われてきたことですが、正直者がバカを見ることになると思うのです。
それだけは絶対に避けなくてはならないことです。

疑うことを本分としなければなりません。
ウソばかりの報道を信じてはなりません。

最近は老人が金を騙し取られた事件報道が多く報道されます。
また婦女子が惨殺された事件報道がしつこいくらいに報道されます。
しかし、とてつもなく一番大きな詐欺、国民殺しをしているのは、
国民のセーフティーネットを破壊する国家ではないでしょうか?

小泉政権以降の政治の劣化は目を覆うばかりです。
特に安倍政権になってからは、独裁色が濃くなってきました。

さらに国民の資産(冨)を博打場に捨てるようなことを押し付けられても、
抵抗もできず、また抵抗運動に出ようとしない国会議員が多すぎます。

これをなんとか日本の国益に沿った政治に方向転換させなくてはなりません。
イカサマ報道の裏では、大事な真実を隠しているのです。
これ以上騙されてはなりません。

来年の参議院選、或いはダブル選で安倍政権を葬ることが緊急の課題だと思います。
それまで有権者は、安倍自公政権の仕打ちを忘れてはなりません。
必ず、野党連合の候補者に一票を投じなければなりません。

こと政治に関しては、“わが青春に悔いなし” は青春時代だけのことではないのです。

(小春日和の商店街の銀杏の木)
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posted by toshi at 18:58| 埼玉 ☔| Comment(0) | 朝寝坊、人間の条件、安倍政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月25日

同窓会&忘年会


今日の打ち合わせ会は、普段と趣を変えて新宿三丁目の韓国料理
「かやぶき」で開催しました。
議題は来年1月27日の新年会と1月30日の卒業設計公開講評審査会、そして2月27日の佐々木睦朗教授最終講義ほかです。同窓会会員が積極的に参加協力することが必要であることが確認され、了承を得たので、僅か20分位で終わりました。

そして年末も押し迫るクリスマスの日の忘年会となったのです。炭火が二つ用意されました。店主と知り合いの朴先生が私たちの要望を聞き、注文してくれたため私たちは食べることと飲むこと、また会話に専念できました。

若い方でも50才を過ぎているせいか、少しは身体のことが心配になる年頃のはずですが、韓国料理そして焼き肉となると、ついつい食欲が湧いて食べ過ぎてしまうものです。初めにビールで乾杯しました。それを飲み干すと、その後は飲みやすいマッコリを飲み、食べること食べること。食べ終わってベルトを緩めても、満腹になった、お腹はかなり窮屈な感じでした。寒くなった夜空を眺めると満月がマッコリ笑っていました。


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posted by toshi at 23:57| 埼玉 ☔| Comment(0) | 韓国料理、焼肉、冷麺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする