プーチンロシアがウクライナ侵攻した後のマスメディアは、挙って一方的にロシアが悪いと非難轟々、平和憲法を持つ日本は、ロシアのウクライナ侵攻を止めるべく外交交渉に出るどころか、アメリカ従属国の実体がそうさせるのでしょうか、西側に与した国として、ウクライナ支援のため防弾チョッキを送ることに始まり、ウクライナ×ロシア戦争を長引かせるかのような支援をしています。
2014年のミンスク合意には触れず、偏った行動ばかりしていますが、有事の時こそ、為政者は冷静に判断すべきだと思います。しかし、それ行け!・・・とばかりに軍産複合体に繋がっている政官業なのでしょう。ここぞチャンス到来と、国民の平和のためだと、この際、軍事力を強化し核共有論まで唱える元首相までいます。
第二次世界大戦の終盤には、東京だけでなく数カ所の都市が焼夷弾を受け焼け野原になりました。そして広島、長崎に原子爆弾を受けて敗戦したのですが、この事実を忘れてしまったのかと疑ってしまいます。戦後、我が国はエコノミックアニマルと揶揄されたり、ジャパン・アズ・ナンバーワンと持ち上げられ、真の独立国を求めず、経済繁栄のみを追求してきました。
それもこれも反共の防波堤として、中曽根さんが仰った日本列島を不沈空母と見做してきた日本です。ですから民主主義の根本である政権交代は数回あっただけで日米安保継続を国是とし、ほぼ自民党独裁政権で歩んできたのです。しかし政権交代できない国家は、民主主義国ではありません。
国民が一生懸命に働いても生活が良くならない原因は政治が機能していない証拠ですから、なんとしても政権交代を実現し、政治家の目を国民に向けさせるしかないのです。
その実現のためにはISF独立言論フォーラムの皆さんがお伝えする通りに考えて行動することも一案だと思います。是非、下記動画をご覧になり、選挙時に自分の意見をもって投じるための参考にしてもらいたいと思います。
「翼賛化する日本の政治」
平野貞夫(有限会社土佐南学会)後半、
木村朗編集長