花瓶の色とりどりの花を眺めているだけで心が和みます。無機質な空間に長居しているので、このような差し入れは本当に有り難いことです。二つのお花は知人のSさんから頂いたものです。そろそろ退院する時期にはなっているのですが、まだトラウマになりそうな気配を感じる症状が残っています。・・・と意気地ないことを実感しつつ退院のその日を待っています。
さらに喰っては寝てばかりの生活が続けられるのは、やはり病人だからか?・・・と変に納得しています。なってみなければ分からないことは真実でしょうが、病気だけにはなりたくないものです。それでもこの状況に厭きないでいられるのは時々に見舞い客があるからでしょう。しかし見舞い客があった日に限って夜中に異変があったりと、全部が全部ではありませんが、興奮している訳ではないのに異常なことが起こったりしました。
入院後3度も異常があったので、これは自覚して置かなければならないと反省することしきりです。昨晩もSさんが来てくれました。そして、ひそひそ話で○○○○○○○に関する陰謀論等を話し合い楽しい時間を持ちました。優しさと真実を知ることの大事さを弁えたSさん。高齢化社会となった現在の日本で生き抜くには、同世代間の連帯が必要ですねということで妙に合意が出来てしまいました。
現在の若者たちの世代に比較して、割合と過ごしやすかった我々の世代は団塊の世代と言われて我儘な恵まれた世代だったと思います。ですから後世の負担とならないように自ら処していく努力が必要だと変に納得してしまったのです。
病室での単調な生活の中で植物が、こんなにも人を癒してくれるのだということを実感しつつ眺めています。緑、ピンク、黄、白、紫、赤紫と色とりどりの花、そして凛として決められた場所で輝いている。植物の強さなのでしょうか。
御大事になさって下さい。
コメントありがとうございます。