2022年08月07日

馬頭観音供養祭


 本日(8月7日)、馬頭観音供養祭が行われた。馬頭観音の石塔は10体集合しているが、元々は、この場所(徳星寺)には1体だったと住職の説明から始まった。農業機械が無い頃の馬、牛は農耕具として、家族として貴重な存在だった。人々は農業の力仕事の重要な場面を馬、牛に頼って耕作してきた歴史がある。

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 家族を養い代々受け継げられてきた命の元、食糧生産の主役を担ってきた馬、牛も疲労困憊すれば倒れる。年を経れば亡くなる。そこで馬頭観音供養祭を行い、旧盆の先祖達を供養するより前に馬、牛への感謝祭りを行ってきたのだという。午後1時に現地に集合し、昨年の行事で設営された残物を片付け、新たに竹、しめ縄、紙垂、そして祭壇に五穀を供えて、午後2時から住職の読経が始まった。

 住職の声は大きく、張りもあり、且つ通りが良く、辺り一面に言霊のように伝わったに違いない。四方に線香を炊き、この煙で結界を造り、より神聖な場となる。既に、この場に馬、牛の御霊が集ってきているに違いないと思われる頃、米、塩、お酒を撒き、供養祭の儀式は進んでいく。

 馬頭観音供養祭の主な担い手は若頭8人、それに協力参加の神社総代4人、供養の読経は住職で45分ほどかかった。地域の文化を継承するには絶好の場となる。全国的にある同様の供養祭を地域が活かさないのは勿体ない。東南アジアの農作業の場面を見るまでもなく、農業用機械が作られるまでの日本でも馬、牛が活躍していたのです。身近で生きた歴史を知る良い機会となった。



























posted by toshi at 17:33| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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