2017年11月10日

JRの強かさ


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 今日は、昼近くになって山手線に乗りました。そこで従来の車両とは違うことに気づいたのです。それは所謂、中吊りという広告が少なくなっていたこととデジタル画面が多くなっていたからなのですが、JRとしては、広告が少なくなり人件費を省くことに力を入れた結果なのでしょうか?

 そういえば最近、駅中の店が各地に登場して以来、JRを利用する人には確かに便利になりましたね。一方、従来からの駅周辺の店にとっては、駅中で用が済むようになっては競争することもできず、益々苦しくなっていくのではないでしょうか。 個人経営の店は言うに及ばず、大きな組織には太刀打ちできません。

 街づくりという掛け声で始めた駅前再開発が何処の町でも殆んど破綻している現実もあります。覚えている方も多いと思います。しかし最近、事JRに関しては何処に行っても立派な店(?)が多くなりましたが、これらが原因なのでしょうか? それを象徴するように店舗は大手のチェーン店ばかり、利用者のためにはなっていますが、地域のためにはなっていないように思います。これで地域に税金が落ちているとは思えないのです。

 資本主義社会ですが、地域を活性化するためには、地域住民が主体の店が元気でなければなりません。少子高齢化が進む街を活性化させるためには、地域の人たちが商売のできる街にしなければならないのです。このような元気さをもっている街を偶には見ますが、それらは人口の往来が多く、昔ながらの店が連続しているところです。

 このようなことを見ると、高齢化して行く街、人口が減る街は、駅中も駅周辺も寂びれていく運命なのかもしれません。ですから自治体は、早急に対策を立てなければなりません。インフラ整備の掘り起しは、当然ですが、先ずは街の活性化です。魅力ある店を増やしていくことではないでしょうか? 魅力無き店は廃れるのが落ちですから。

 中吊りが減った分を、電子媒体で繰り返して企業広告を流すことを望む者ではありませんが、広告を流すJRの強かさに学ぶことも必要ではないかと思います。



















posted by toshi at 18:59| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月06日

落語 “時そば” で始まったイベント


 この11月3日の秋の一日、学祭に合わせて開催したイベント、ホームカミングデーに行ってきました。今年は趣向を変えて、学生との交流を取り入れました。一段と低くなった校庭に張られた屋台にOB・OGが配付された当日限りの食券(実は参加費の一部)を持ち、屋台を梯子して、食べ歩いてくれたでしょうか?

 私は余りの暑さに参ってしまいました。冷たいものを購入しようと求めても既に売り切れ、店じまいをしていたのです。一時は天候が危ぶまれていたのですが、当日は晴天に恵まれ、夏再来のような暑い一日となったため見学者は皆、暑かったことでしょう。日差しも強かったので活気があるように感じましたし、学祭・交流は概ね成功だったと思います。

 一方、学生が販売しているものは美味しいものとはいえ、高齢者にはあまり向かないものと思います。チョコバナナ、ドーナツ、じゃがバター、焼き鳥、クレープ、大判焼き、豚汁、フランクフルト、水餃子、ケバブ、焼きそば、わたあめ、お好み焼き、たこ焼き、牛ステーキ串、あげパンなどなど色々なものが売られていましたが、きっと配付された食券は使いきれずに残ったことでしょう。

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 今年の催しは、桃月庵はまぐりさんの落語 “時そば” に始まり、次に国立研究開発法人 情報通信研究機構の細川瑞彦理事に「小金井発、日本と世界の標準時」と題して講演をして頂きました。これまで標準時と言えば、覚えていることは “明石” ということくらいです。しかし現実には明石の経度と同じ都市は、13都市もあるそうです。

 (桃月庵はまぐりさん)
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 (細川瑞彦さんの講演テーマ)
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 そんな中で、標準時の元を実際に標準時を刻んでいるのが、小金井市に本部のある国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)だったと聞いて、驚いた方も多かったに違いありません。私も今回初めて知りました。そして改めて時は刻むものであると分かりましたが、セシウム原子が関わっているとのこと。

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 福島原発事故で危機が人類に迫っていると言われる現在でも、一方では科学の進歩に欠かせないものであることが分かります。使い方次第で人類にとっては危険なものにも、役立つものにも変わり得るということになるのでしょうか? 出来れば人類の健康に問題の無いもので代替されるのを望みます・・・。

















posted by toshi at 17:57| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月29日

「分断の政治から共通の政治へ」〜頼り合える社会を作ろう〜


 標題の講演会が27日に横浜市内で開催されました。元内閣官房副長官の齋藤勁氏が代表の一般社団法人勁草塾主催の講演会でした。講師は慶応義塾大学教授の井手英策先生です。先生が開口一番に、今週は今回の講演会で6回目です。力一杯の講演でエネルギーを使い果たすので、私が倒れてしまうのではないかと、家族が心配して、
今日は車で迎えに来ていると仰いました。それほど熱心に現代社会の矛盾の解決策を示してくれたのです。


 (井手英策 教授)
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 消費税は現在8%ですが、政府が消費税を上げるなどと言えば、
必ずや弱者に重い負担となる!そんなの反対だと批判轟々の声が上がる。確かに消費税が上がれば、買い物をしてもレジに行くと目に見えて、支払額は増えるのは確かなことです。誰しも物価が上がるのは嫌なものです。しかし、税金を支払っておけば、その他のサービス、例えば幼稚園〜大学まで、或いは大学院までの教育費が無料となる。或いは病気になった場合の治療費が一割負担に統一される。高齢になって福祉施設に低額で利用できることが当たり前のことになれば、取敢えず、誰でも安心して暮らすことが出来る。

 このような税金を取る入口で騒ぐよりも、税金の使い道(出口)を国民が安心して暮らせる社会保障が充実することになるのであれば、消費税のアップも受け入れられるのではないか? 井手先生のお話は納得できました。では何で今まで、このように考えられて来なかったのでしょう。それは入口ばかりで弱いものイジメだと、騒ぎ過ぎていたからです。これまでの政治、行政の進める政策が既得権に縛られて、本筋から逸脱したところで議論が続き、核心を突いた議論になっていなかったからなのです。

 税金を使う大きな政府が良いのか、税金をあまり使わない小さな政府が良いのか? そのようなところばかりに焦点を当てて、国民が安心して暮らせるには、根本的にどうしたらよいのかという視点がずれていたのかもしれません。標題の「分断の政治から共通の政治へ」という言葉にあるように、今でも「分断と統治」が続いています。東西冷戦下での鉄のカーテン、ベルリンの壁、韓国と北朝鮮の間に敷かれた38度線など、明らかな「分断と統治」の典型です。

 これらの政治を終わらせ、誰でも、何処に生まれても、真っ当に人間らしく暮らせる社会を国は補償すべきです。そしてそのためにおカネは使うべきものです。恥の文化のある日本人は国に頼ることは恥だと我慢し続け、何人も餓死した人がいます。この自己責任が当たり前の日本の文化は、何処で間違っていたのでしょう。また政治が焦点を暈かして、権力闘争を繰り返しても少しも良くなりません。それは核心を突いていない政治闘争だからです。有権者に真実が見抜けないように攪乱して情報統制しているからです。マスコミ報道で有権者は簡単に騙されてしまいます。

 で、井手先生の政策は某政党のマニフェストにも反映しているそうですが、国民には伝わってきませんでした。この政策がもっと伝わっていれば政権交代できたはずです。国民のための政治が実現するはずなのです。政権与党も野党も国民のために存在価値していることを、自覚して頂きたいと思います。誰が政治を担おうとも国民が豊かに暮らせる政治が一番なのですから。

 (会場近くの山下公園)
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posted by toshi at 16:08| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする