2017年09月08日

少子高齢化社会の中での町起こし


 一昨日と昨日の二日間に亘り、長野県駒ケ根市の友人を訪ね、久しぶりに情報交換をしてきました。新築したばかりの二年前に訪ねて以来、二度目の訪問です。地域の方に水道光熱費程度の負担で提供する自炊形式の宿、公民館、集会所として建てたのですが、当初、描いていた思いの実現には、まだまだ時間がかかりそうです。

 しかし、新たに誰でも気楽に利用できるカーポートを利用した憩いの場(だれでも茶屋)が出来ていました。勿論、自動販売機以外は、大手ゼネコンの現場監督を経験している彼の手造りだそうです。


 (玄関脇に増築した「だれでも茶屋」)
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 この地には豊かな自然が残っています。二つのアルプスに挟まれた土地を活かして、人々は暮らしていました。いまもその歴史の延長線上に市民は暮らしているのは間違いありません。

 一方、現在の日本が迎えている超高齢少子化社会の波の影響からは逃れることは出来ません。そんな中で彼は、都下の住まいを離れ、生まれ故郷の駒ケ根市に移り、いま社会福祉活動のボランティアで大活躍しているのです。彼は早速、私を連れて町の施設数か所の案内をしてくれました。

 行く先々で、彼の姿が見えると職員が近づいてきてくれます。
これは何処か違う!
普通はお役所に行ってもカウンターに近づくか、或いはカウンター越に職員に声をかけて、初めて対応してくれることが多いのですが、彼の場合は違いました。彼特有の明るく積極的な人間性が為せる業だと感じました。

 それにやることが半端でないのでしょう。定年前からボランティア活動をやっていた彼ですが、今では故郷の町起こしに繋がることまで積極的に担っていました。一つ一つの活動歴を窺っているうちに、社会の問題点の発掘と解決に至るまで敵味方に隔てず、民主的にことを進める特有の考え方が貫かれていました。そして完璧に問題を解決してしまうのです。成るようにしかならない結果ではないのです。理想的な結果になっているのでした。

 このような友を得た喜びに勝るものはありません。

「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、仕末に困るもの也、此の仕末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり」(西郷南洲遺訓)のとおり、

リーダーたる者、命も名誉も官位もお金も投げ捨てなければ国家のために大業を成し遂げることができないのでしょう。

 彼の故郷への思いが実現するためには、まだまだ時間がかかりますが、お互いに協力は欠かせません。どの地域でも抱える問題の根源は同じなのです。異なることは、地域には、それぞれ歴史と特徴があるということです。その特徴を選び出し、街づくりに活かせるかどうかで成果に違いが出るのではないでしょうか。

















posted by toshi at 13:13| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月06日

ガッツのある友を訪ねて


圏央道と中央道を走って、長野県中央部の某市在住の友を訪ねた。雨天の予報だったが雨は降らず、快適なドライブを楽しむことができた。それができたのは、都合4箇所で休み休みの旅だったからです。

(諏訪湖)
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電車の旅ですと時刻表をご覧いただくと分かりますが、交通の便が悪いため車を利用せざるを得ないのです。採算が取れる時刻表にするには、乗客が増えなければなりません。しかし、一部の地域を除いて、どの町も少子高齢化の波をかぶり衰退していくのが明らかになっていますが、それにまともに応える対策は打てていない現実があります。

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今回の訪問では、なんと彼から、いろんな問題があることを知らされました。施設の現場を預かっている人達、生活上の問題点の発掘、シャッター街の解決策など手探りで、しかも確実に解決してきた実績をお話して頂きました。


それを聞いて、さらに上手く回すことが大切であることを互いに確認して、話は盛り上がり、それを実行に移すことを約束し、では一杯やりましょうと、いま盛りのお店に入り、美味しい料理を頂きました。

ボランティア精神旺盛な彼は、お世話やコーディネターだけでなく、楽器は、オカリナ、ハーモニカ、フルート、ウクレレと趣味は広く、芸にも広がりがあります。これだけの才能があれば、誰も放っておかないでしょう。思ったとおりでした。案内して頂いた先々で彼に対する対応が暖かく感じました。

ボランティアには、おもてなしの心が必要であることがわかります。他人がしてほしいことして上げる。して欲しくないことはやらない。それを実行に移しているのでした。いま日本のあちこちで人口減社会になりつつある中で、これを解決するのは何処でしょうか? 真っ先に一番乗りするのは、彼が住む町ではなかろうか?

そんな予感がしました。ガッツのある友を訪ねて、それを確信したのです。






posted by toshi at 22:24| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月03日

辺野古と高江の現状


辺野古(へのこ)の海と山原(やんばる)の高江の闘いは、まだまだ続くようだ。安倍政権ががむしゃらに進めている辺野古の海を埋め立て、巨大な基地を作ろうとしているキャンプシュワブ、そしてオスプレイの訓練に使うヘリパッドを山原の高江に作るために作業車輛を運び込む沖縄防衛局。

この様子を報告した山城博治さん。彼なしでの闘いは、考えられないほどだ。だから権力は、ほんの僅かな理屈をこねて、5ヶ月間も彼を拘留したのだ。だが、それに耐えて抜き、今日は埼玉会館大ホールに立っていた。

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また、基地建設に反対する市民を排除しようと、本土から送り込まれた公安警察に基地建設反対の声を上げる市民。この双方の衝突の様子が映し出された映画「標的の島風かたか」(三上智恵監督・新作)。前の「標的の村 高江」に出演した面々も映し出された。懐かしい顔、顔。みな真っ黒に焼けて、精悍そのもので頼もしい。

にも関わらず、人殺しの為の軍事基地建設反対と声を上げる市民たちの要求は、無視され撥ね付けられて、工事は強硬されていく。日本は法治国家だ、民主主義国家だと教育では習ったはずだが、今現在進行中の政治では民主主義的手続きも無いに等しい。

しかも権力を監視する憲法が、権力者に無視され冒涜されているにも拘わらず、与野党の国会議員も何故か、一部の人しか大きな声を上げない。中国が第1列島線まで支配する絵図があるとか、第2列島線まであるとか、或いは北朝鮮がミサイルを撃ったとか、幾度となく、日本周辺では、一触即発の危機が騒がれている。

それにも関わらず、首相と防衛大臣が外遊していたこともあったことを忘れてはいまい。このようなことを考えると、実際は、お友達が役割を演じているのではないかと疑われても仕方があるまい。

だが、その危機感を煽るとお金が入り込む企業がある。勿論、兵器を売り儲けるのは米国だけではない。日本企業にも、かつての重工長大企業と言われて、不景気な象徴的企業があった。それらの企業にとっては、莫大な予算で受注出来るので、今では、ホクホクてあろう。

しかし、兵器は、どのような理由をつけようとも人を殺す武器である。国防、個別的自衛権、集団的自衛権と言えども、相手を殺傷することに変わりはない。まず、これらの事実を知り、要を弁えた政治を実現して貰いたいものです。

独立国家らしい政治をやれないとすれば、この先も政治は期待できないし、軍事基地は紛争が起これば狙われるはめになる、周辺の市民には、益々安全安心が遠退いてしまうのではあるまいか?

軍拡競争では、どちらの国民も犠牲を被り、儲けるのは巨大な兵器産業のみである。社会を動かすのは悪であるかも知れないが、とはいえ人殺しだけは止めて頂きたい。それでなくても少子高齢化の国だ。命を大切にしなければならない。
















posted by toshi at 21:38| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする