2016年06月15日

より良き政策と実行力で参議院議員を選ぼう!


  今日は町田市内で開催された 講演会「原発と核武装」を聴講してきました。 予約しておいて良かったです。 会場は満席になっていました。 予約せずに受付に行くとチケットが買えなかったかもしれません。 そのくらい盛況な講演会でした・・・。 

  我が国には原発ムラがあるという。原子力ムラとはよく言ったものですが、福島事故が起こって、すでに5年経ったが、誰一人責任をとったひとがいません。 飛行機事故や列車事故、交通事故などでは、必ず事故が検証されて、その検証結果、事故を起こした原因者が逮捕されたり、或いは書類送検されるのが常道でした。

  しかし、これほど大被害を起こしても福島原発事故後に責任者の追及もされないどころか、一人の逮捕者も出ていないのです。 いま「不思議なクニの憲法」というドキュメンタリー映画が上映されていますが、本当に不思議なクニです。 被害を蒙った大勢の人たち、未だに放射線が飛び散っている福島原発の周辺の町では、避難生活を余儀なくされています。 仮設暮らしの身なのです。 

  しかも線量が高くて、住めそうにない地域だと住民が恐れている町村でも、地元の行政は帰郷を進めている始末なのです。 町が死んでしまうのは辛いなどと我儘を言っているのです。 それならばいっそのこと、集団移住するなどの対策を打てばよいものを、それをせずに、もう安全レベルになったなどと戻ってくるよう要請している。 そう言われても信じられる状況ではあるまい。 これまでも、これからも住民は権威に頼り、権力任せにしていると騙され続けるのではないでしょうか。 

  民主主義のコストは高いのです。 民主主義は他人任せにすることではなかったのです。 国民の代表を決め専門家を監督していてくれたはずなのですが、現実にはお任せしたままでした。 ですから今後は、国民のための政治を実現してもらうためには、絶えざる国民自身の監視の目が必要なのです。

  民主主義には、大変時間とコストのかかることが分かります。 政治の責任は選挙で決めた人が負うべきなのですが、選んだ有権者国民に帰趨すると言われてしまうのです。 これは納得いきませんが、これが現実なのです。 政治家の目を国民に向かせるには、与党を絶えず監視することと、国民に背いた時には必ず、反対政党つまり野党に投票することがポイントです。 これは間違ったら改めることなのです。 この繰り返しが暮らしやすい社会を実現する近道です。 仕事で汗をかくより簡単なことではないでしょうか。 これには選挙では人情を棄て去ることです。 現実の政策と実行力を評価して、一票を投じましょう!

  そして何度も騙された党には、票を入れないことです。 同じ間違いを犯した時には、すでに手遅れになってしまうのですから。


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  日本列島は、下図のようにプレートが交差しており、地震の巣になっています。 いつ地震が起こってもおかしくない地域なのです。


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  原子力を礼賛した過去もありました。 
  この方が、今生きておれば福島原発事故をどのように考えるのでしょうか?

  私たちもこのような人を御用学者と言って済ましているほど、暢気にしてはいられないのです。
  多くの被災者は今でも悲惨な思いをしているのですから。

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posted by toshi at 23:23| 埼玉 ☔| Comment(0) | 民主主義、戦争責任、既得権益層 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする