安倍政権は本当に独裁政権なのでしょうか?
(現実には、そうではないと思います)
安倍首相が父 晋太郎氏の秘書時代から知る、
大先輩議員として、安倍坊ちゃまの舵取りを
危なくて見ていられないためなのでしょう。
時に官邸に出向き、厳しい批判の言葉で説いてきたといいます。
かなり厳しい言葉で忠告してきたそうなのですが、
一向に政治が国民の利益には叶って行きませんね。
何故か、その理由が少し分かったように思います。
亀井さんのお話の中にありました。
マスコミで報道される官邸が何々・・・と言うが、
それには人格がありません。
しかし、その官邸が物事を決めたように報道されています。
その実体は、何と某国のA氏が某国代表の如く
指示命令しているというのですから、何をかいわんやです。
このように日本が自立できない原因があるのです。
それは国益を損なっても保身に走る
国会議員と官僚たちが多いからに違いありません。
そしてその既得権益層に属する者たちが、
現在のままで居ることを望んでいるからだと思うのです。
(少しは国益を考える官僚も政治家もいても、
物言えば唇寒しなんとかで、黙ってしまう)
国家が如何なろうとも、人権が如何なろうとも、
やはり一番大事なことは、自己保身なのですから、
致し方が無いとも言えますが、
このような人間は政治家にならないことです。
このような現実がある限り、これを越えられない限り、
国家指導層に居てもらっては、困るのです。
そして既成政党に期待する有権者がいるかぎり、
日本は、変われないと思うのです。
今日のセミナーでは、
佐藤優氏が世界の諜報活動の凄まじさを教えてくれました。
世界は、いま生きるか死ぬかの戦争中なのです。
平和ボケした日本は、テロに対する防衛対策が、
まったくなってないと仰っていました。
さらに唯一絶対神の太陽を信仰するイスラムが
世界を一つの国にしなければならないと考える、
イスラム革命だというのです。
今後はテロが全地球上、
何処でも起こり得る段階に入ったというのです。
この恐ろしい現実世界が日本にも当てはまる時代となりました。
哀しいかな日本人には、
いま一つ実感がわかない人が多いようです。
それをいみじくも亀井さんが、
挨拶の終わりで言葉に表しました。
亀井さんは多くの国民に気づいてほしいと、
メッセージを託しました。
それは、どんなに困っても国民は、自民党を勝たせてしまう!?
・・・これは何という国民性なのでしょう!
この国民性が変わらない限り、国家の自立などと言う言葉は、
日本では、現実味がないのかもしれません。
国民のレベル以上の政治家が戴けないのが現実です。
全ての責任は、国民自身にあります。
このように亀井さんは、言いたかったのだろうと思います。
いつも熱い言葉で語る亀井さんですが、
今日は佐藤優さんの、テロは防ぎようがないという分析から、
益々、日本が危険な国になりつつある現実に、
国民が怒りもせず普段着な生活で満足している国民に、
怒っているのではないかと思いました。
でも仰る通りなのです。
(講演中の佐藤優氏)
(懇親会で挨拶する亀井氏)
(乾杯の音頭をとった中村慶一郎氏と高橋清隆氏)