2022年07月02日

石井紘基氏の思い


 久しぶりに石井紘基の名前を見つけました。彼は特別会計の闇を国会で暴露する予定の数日前に暗殺されてしまいました。
それ以来、この暗部を暴露する人間がいなくなった。既得権体制の矛盾を指摘し批判するよりも仲間入りし、御利益に与ろうとする卑しい人間が増えたからなのだろうか。

 今こそ、石井紘基のような政治家の登場が待たれますが、正しい政治活動ができる政治家を他の政治家が応援しなければ、国民主権の政治は実現できません。このたび黒川敦彦さんが詳細に紹介していますが、この特別会計の闇を温存したままにすると誰も責任を取らず、国民が選んだ政治家の無力によって、官僚支配の国家は破綻するでしょう。

 付けは国民が引き受けることになります。これが責任者不在の国家の行く末です。これが嫌なら、既得権益層の利権、或は一部の抜き取りする者達を排除することは当然のことです。綺麗事だけで政治は運営できないとも言われますが、何十年も隠蔽してきた闇を表に晒して、より正しい政治に舵を切らねばならないと思います。

 慣習も法なりと、既得権を守り続けることと、雇用形態を多様化することとは立場によって、保守になったり、革新になったりと敵対することになりますが、最低限、人権を守ることは貫いてもらいたいものです。明文化したものと不文律が混在する矛盾を抱えて話し合う事は、政治そのものです。"石井紘基氏の思い” が実現することを願います。




















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2022年06月23日

政権交代は国民主権の実現手段!


 昨日から参議院選挙が始まりました。18日間、埼玉全県区を走り回る候補者、支援者は激務をこなさなければ当選に届かないのではないだろうか。なにせ4人区に15人が立候補したのです。これは過去最高の立候補者数だというのですから超激戦区です。しかも候補者の中には前職の方がいます。前職の方は勿論、年齢も比較的高いけれども議会活動の経験が多いことで弁舌は滑らかで説得力があります。

 誰が考えても国会議員は、希望だけ述べたり、訴えるだけではダメなのだと思います。政策の実行力が問われているからです。そして野党候補であれば尚更のこと、政権与党に対する質疑でグサッと攻めるコツを得た達人が必要です。このような達人が国会に登壇し、国民の思いを実現してくれることを願うばかりです。

 さらに議員活動には年齢を超えた知恵が必要だと思います。勿論、激しい運動などをする場合には、一般的には若者が適しているとは思いますが、議員活動には十分に練った政策を考えたり、実現させるまでには海有り、山有り、沢山の駆け引きがあります。ですから、ただ若ければ務まるというものでもありません。

 この現実は非正規雇用の増大、GDPの縮小、国民所得の縮小など国際比較を見れば明らかに順位は極端に落ちてしまいました。金融でも自動車でも、なんでもかんでも日本は世界のトップに君臨していた時代がありました。しかし今では途上国並みの地位に甘んじています。政策の失敗と言えるのではないでしょうか。同じ政権に頼りすぎています。国民の力が発揮できるのは政権交代させることだけです。

 政権交代は国民主権の実現手段!

 このような基準で候補者の評価をすると自ずと選びたい候補者は絞られてくるものです。今年は7月10日の投票日まで、暑い夏がより暑くなりそうです。既に3年目に入ったコロナ騒ぎも、オミクロンも暑さには負けるだろう。。。一方、サル痘も報道されています。しかし私には、WHO自体がいまいち信用できない組織になってしまいました。

 今だからこそ、○クチンよりも自己免疫を落とさない工夫が必要です。そんな中でも真面な政治ができる素質のある人を選ばねば、国民は益々、○クチンを打て打てと不安を煽る報道に引きずられて困惑することでしょう。最近の人口動態の推移が異常な死者数の増加を知らせていますから、国民が、この現実を知るとますます不安になるのは間違いことだと思います。


 (上尾駅東口の選挙用掲示板)
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 (浦和駅西口で)
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 (上尾駅東口で)
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posted by toshi at 13:47| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月24日

"日米友好祭 2022” 雑感


 5月21日(土)と22日(日)に横田基地で日米友好祭があることを21日に知りました。そこで22日に急遽行ってみることにしました。以前、沖縄に行ったときのこと、オスプレイの訓練を見ないかと誘われて、伊江島まで出かけた。その頃は、墜落事故が何度か発生したことから、危険な輸送機で未亡人製造機などと揶揄されていたオスプレイだが、いつの間にか沖縄県だけでなく本土にも飛来してしまいました。

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 牛浜駅から歩き、横田基地第5ゲート前の交差点に午前10時57分に到着。しかしゲートに直接はいることはできません。警察官が交通整理をして、入場制限をしていたからです。仕方なく見学に来た人たちはゲート目前に、横田基地の反対側の歩道を左方向に歩いて行きます。当然、折り返し点から戻る人たちとすれ違います。

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 何処まで行けば、折り返し点なのかも聞かず、行列は黙々と前について歩いて行きます。折り返し点は、八高線の北の松林通り交差点でした。そこに着いた時の時刻は、午前11時46分。既に49分も経っていました。それから戻り、第五ゲートに入れた時刻は、午後1時24分でしたから、戻る時間のほうが長くかかりました。

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 このように長い行列ですから、並んで歩くのも鬱陶しいと思う輩もいるものです。案の定、私たちの前に割り込んできました。若い母子が二組、若い子連れの夫婦が一組、図々しいものにも程があります。沿道の店で暑さしのぎに冷たいものを摂り、一服していたのでしょう。ちゃっかり割り込んできたのです。

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 しかし直ぐ後ろを歩いていた若い夫婦が、彼女らに向かって、あなた方は並んでいませんでしたよね・・・と強い声を投げかけました。すると睨み付けるように、並んでいたよ!・・・と反論し、こちらに顔を向けました。若いのに可愛くないねと様子を見ていると、こんな親の子どもに産まれて、子どもが可哀想だよと、続いて後ろから非難の声を浴びせました。若い夫婦の言うとおりですが、彼女らは押し黙って、歩いているではありませんか。

 気まずい思いをして反撃したい気持ちが出ることもあるでしょうが、それを抑える心が育っていない。誤った行動をしたのだから、それを攻められていること、その相手の怒りが受けいれるまでの心が育っていないのだろうと思いながら、眺めていました。叱るのは簡単ですが、自ら考えることしか解決できませんので、何処かで痛い目に遭うのではないでしょうか。叱る人を有り難く受け入れる人間になってもらいたいと思います。

 確かに暑い中を行列するのは厳しいものです。しかし子ども連れと言えども、このようなルール破りは歓迎されません。むしろ行列の中に入れて貰えるような優しさが足りないのだろうと思います。自分だけの、自分たちだけの我が儘を通していきたい。我慢することができない人たちがいました。誰もが我が儘を通していたら、社会は成り立ちません。他人を思いやる気持ちが必要なのです。

 だから本来なら、基地周辺で迷惑を受けている人たち、近隣住民を優先で、それ以外は予約者に限り、見物できるようにしたらと思います。混雑するのもイベントが盛り上がる一つなのかも知れませんが、要らぬトラブルが発生するまでの混雑はない方がよいです。このように忍耐できない若者が増えているとすれば、基地問題だけで無く、社会不安が増すのではないかと思います。

 オスプレイ飛行の反対運動なども気にせず、政府は米国の戦略を受け入れ、軍事戦略に協力していくばかり。戦争など懲り懲りだという日本国民の民意を聞くどころか、隣国の度々のミサイル発射実験や、中国のGDP増大に伴う軍事費拡大と最新兵器の導入などを見据え、これを脅威だと煽り、軍事力の増強を図っていくのです。

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 現に軍拡競争が激しくなってきました。かつて不況業種の象徴だった重厚長大企業は、今、この世の春を楽しんでいるのではないでしょうか。あれよあれよと民意が疎んじられ、独裁政治が実現していく様な様相です。国会議員は何のために存在するのか? 国民の生命財産を守り、平和を維持するために存在するのでしょう。それならばウクライナ侵攻を進めたプーチンにウクライナ侵攻を止めるように説得することが必須なのに、何故か西側と称して、ウクライナに兵器を提供している。

 この軍事関連企業の利益を今か今かと待っていたような匂いがします。犠牲者は戦場となっているウクライナ国民。国土も生命も犠牲となるのです。大量破壊兵器を使わず、通常兵器でポイントを狙う。知る人ぞ知る何か目的があってのプーチンのウクライナ侵攻なのであろう。情報戦と言われる中で、どちらもフェイクニュースを流しており、何が本当のことかわからないようにしている。それなのに一方に支援することがプランデミックと言われるコロナ騒ぎと重なってみえます。これまでの戦争の歴史が証明しています。ほとんどの戦争は金儲けのために仕掛けられたものでした。いつも犠牲者は戦場になった国の一般国民・・・。

























posted by toshi at 16:31| 埼玉 ☔| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月06日

"いのちは大事” 

 こどもの日の昨日、知人の堀本さんを久しぶりに訪ねました。
そこで聞いたことなのですが、東京新聞編集局「発言」係御中と書いて、送ったところ、取り上げて貰えなかったと仰っていました。不採用の理由は、編集方針に合わないことかも知れません。或は、同様な投書が多かったために採用されなかったのかも知れません。そこで私がブログで取り上げることにしました。

(転載)
 いのちは大事  
 ミサイルを撃ったり、爆撃をしたり、戦って生きることが日常の生活だったら、とてもイヤです。仲良く手をつないで一緒に踊ったり、キムチ、水餃子、ボルシチを食べて暮らせる人たちを敵にして暮らすなどということは、お互いにしたくないです。人はこの世に生まれ、いのちを全うしたい。政治家の仕事は国会で敵基地攻撃を議論したり、非難決議をすることではない。

 すべての人がいのちを全うできる生活環境を整えることです。新聞は一面で「われわれはここにいる。独立守る」と戦う行為を煽ることではありません。憲法第九条は国が軍隊を持つことを禁止しています。それは世界中の戦争という行為を廃止するためです。

 さらに連合国の占領軍撤退のあと、独立を許された日本が、例えば占領されたときは、私たちが占領軍に不服従の行為で暮らすことが想定されています。一刻も早く、お互いの国が武器を置いて、仲よく暮らせることを願っています。

 住所:さ○○ま市○○ ○○番 ○○
 名前:堀本 ○○(ほりもと ○○○)
 年齢:○○歳
 職業:○○○○○
 電話番号:○○○ー○○○○ー○○○○



























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2022年05月04日

"大切なものは目に見えない”


 街中を走る車のガソリン消費量は、リッターあたり6キロとか下手をすると5.5キロとなることもある。そこで遠方まで走ると変わるはずだとスタンドでガソリンを満タンにして走ってみました。この17日に川島町で講演してくれたダニー・ネフセタイさんの工房を訪ねることにした。

 勿論、高速道路は混んでいると予想し、最短距離にナビをセットして、一般道を走ったのですが、なんとリッターあたり、優に15キロ、時には18キロ走れたのです。それから驚いたことにガソリンを満タンにしたときに表示は、今後の走行可能な予測では625キロでした。そこで信号待ちの回数を減らすように工夫したり、空いている道路は少し早めに走るように気をつけて走りました。

 そうすると表示を覗いて驚きました。既に50キロ走ったはずなのに、今後の走行可能距離が670キロと出たり、80キロ走ったはずなのに、まだ680キロ走れると表示が出てきます。これは有り難いと思い、走り方を工夫するようになりました。出だしのアクセルの踏み具合を調整することにしたのです。

 空吹かしをせず、スムーズに走らせたのです。そのため家に戻った時には走行距離と今後の走行可能距離の合計距離では800キロを超えていた。普段、街中を走ると550キロくらいしか走れないものが約5割も増えたのです。ですから、今後は走り方に注意したほうがよいことを経験しました。

 なおダニーさん宅に着くと、手造りのログハウスのご自宅と、木造の家具工房を案内していただき、お茶までご馳走になりました。ダニーさんは家具をはじめ、テーブル、椅子、その他の小物まで幅広く作品を作っています。奥様はと言えば、毛糸で作った編物作品や小さな木材片を活かしたペンダントなど創意工夫を凝らしたものを創作しています。


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 さらにイスラエル生まれのダニーさんは、世界の平和が続くようにと、各方面で講演活動をされています。川島での講演では、小学校や大学でも平和に繋がる教育活動をされていると聞きました。母国のイスラエルでは男子は18才から3年間、女子は18才から2年間の兵役義務があるそうです。それを経験したからこそ、平和の大事さがわかっているのでしょう。一時間ちょっとの訪問でしたが、大型連休の中で展示会があると聞いて出かけて本当によかったです。














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2022年04月29日

対談「翼賛化する日本の政治」


 プーチンロシアがウクライナ侵攻した後のマスメディアは、挙って一方的にロシアが悪いと非難轟々、平和憲法を持つ日本は、ロシアのウクライナ侵攻を止めるべく外交交渉に出るどころか、アメリカ従属国の実体がそうさせるのでしょうか、西側に与した国として、ウクライナ支援のため防弾チョッキを送ることに始まり、ウクライナ×ロシア戦争を長引かせるかのような支援をしています。

 2014年のミンスク合意には触れず、偏った行動ばかりしていますが、有事の時こそ、為政者は冷静に判断すべきだと思います。しかし、それ行け!・・・とばかりに軍産複合体に繋がっている政官業なのでしょう。ここぞチャンス到来と、国民の平和のためだと、この際、軍事力を強化し核共有論まで唱える元首相までいます。

 第二次世界大戦の終盤には、東京だけでなく数カ所の都市が焼夷弾を受け焼け野原になりました。そして広島、長崎に原子爆弾を受けて敗戦したのですが、この事実を忘れてしまったのかと疑ってしまいます。戦後、我が国はエコノミックアニマルと揶揄されたり、ジャパン・アズ・ナンバーワンと持ち上げられ、真の独立国を求めず、経済繁栄のみを追求してきました。

 それもこれも反共の防波堤として、中曽根さんが仰った日本列島を不沈空母と見做してきた日本です。ですから民主主義の根本である政権交代は数回あっただけで日米安保継続を国是とし、ほぼ自民党独裁政権で歩んできたのです。しかし政権交代できない国家は、民主主義国ではありません。

 国民が一生懸命に働いても生活が良くならない原因は政治が機能していない証拠ですから、なんとしても政権交代を実現し、政治家の目を国民に向けさせるしかないのです。
その実現のためにはISF独立言論フォーラムの皆さんがお伝えする通りに考えて行動することも一案だと思います。是非、下記動画をご覧になり、選挙時に自分の意見をもって投じるための参考にしてもらいたいと思います。

「翼賛化する日本の政治」
平野貞夫(有限会社土佐南学会)後半、
木村朗編集長









































posted by toshi at 11:41| 埼玉 ☔| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月23日

4/10 前川喜平さん講演


 ダニー・ネフセタイさんの著書「国のために死ぬのはすばらしい?」にも紹介されているが、第二次世界大戦中のホロコーストで600万人のユダヤ人が虐殺された。1961年、このホロコーストに深く関与した人物、アドルフ・アイヒマンはイスラエルの諜報機関モサドに拘束され、イスラエルに連行されて裁判にかけられたのだが、アイヒマンは組織の一員として命令に従い坦々と仕事をこなしただけであると責任を感じない冷酷な人間を貫いた。あくまで感情を押し殺し、ユダヤ人をガス室へと送り込んだのに、これに関する罪の意識を持ち合わせていなかったのだろうか。本心を明かさなかっただけなのだと思う。

 このような冷たい人間になるのは簡単なのかもしれない。。。大きな組織人間になればそうなるリスクが大きいからだ。出世争いの渦中に入れば、疑問など持ってなどいられない。民主的に侃々諤々、何が正しいのか疑問を持ち、じっくり議論していても纏まるものも纏まらないこともあるだろう。そして考えれ考えるほど疑問が沸いてくるのではなかろうか。一方、そのような大きな問題を抱えたくないから、或は単純な仕事にいいからと重圧を避けて管理職を避けてしまうこともあると聞く。その大元が教育にあるのだとしたら大きな損失である。現在の無責任社会を見ていると、そこに原因があることに間違いありません。その証拠に、今だけ、カネだけ、自分だけの議員が存在しているではないか。

 本動画のはじめにダニーさんは、イスラエルと日本の教育が似ていると喝破し、共に周辺国を非難する国であると指摘する。前川さんは与えられた憲法と言えども、戦後70余年も戦争に係わらずに済んだ平和憲法に従うことを放棄して、戦争が出来る国へと変えてしまう自公政権の政治の危険な兆候を見抜いている。平和を続けるためには最低限、政治家は日本国憲法に基づいた行動をしてもらいたいものです。他国の軍事力の脅威を減らすために軍事力を増強するという論理は破綻しています。この気持ちもわからないではないのですが、これを続けている限り、平和が長続きするはずはないのです。


前川喜平さんに聞く
ー 新しい政治の姿 − 完全版

























posted by toshi at 15:53| 埼玉 ☔| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする